さいちゃん、銀行辞めたってよ

未来を模索する経理マンの日常。元銀行員。時々音楽と転職の話。

MENU

RADWIMPS 2018ツアー感想・ネタバレとセトリを公開【福岡初日】『HINOMARU』への想いを語る

f:id:negitoro1222:20180613125150j:image

 

「Road to Catharsis Tour 2018」4本目の公演となる福岡初日に参戦してきた。

彼らのライブはどこまでも綺麗で、どこまでもカッコよくて、どこまでも正直に、音を鳴らしていた。

 

「ネットで色んなことが書かれているけど、あの曲について他意なんて一切ないし僕は誰も攻撃したくない、するつもりも全くない、ただただ平和が一番だと願ってる」と野田洋次郎はライブ中のMCで語っていた。

 

福岡公演は最高の1日だった。あの時、あの場所にいた全員のファンは同じ思いを共有したと思う。それは覚悟を持って『HINOMARU』を歌い切った洋次郎の思いを受け止めて、鳴り止まない拍手を注ぎ続けたあの空間が何より証明している。僕はRADのファンで良かったと心から思った。こんな温かいファンがたくさんいるんだから、RADはこれからも絶対に大丈夫。

 

MC・セトリも含めて福岡初日公演を綴っていくけれど、ネタバレを存分に含んでいるのでこれから公演に参戦する人は注意してほしい。

 

 セットリスト

 

01.AADAAKOODAA
02.One man live
03.ます。

MC
04.ふたりごと
05.遠恋
06.俺色スカイ
07.やどかり
08.揶揄
09.秋祭り
10.スパークル

MC
11.おしゃかしゃま
12.カタルシスト
13.洗脳
14.告白

MC
15.HINOMARU
16.トレモロ
17.いいんですか?
18.君と羊と青
~アンコール~
19.棒人間
21.DADA

 

ライブの感想

 

「AADAAKOODAA」、「One man LIve」、「ます。」と一気に駆け抜けてライブは始まった。記念すべき一曲目は「AADAAKOODAA」、これは意外だったけどカッコよかった。ライブで聞くと今までそこまで聞いていなかった曲もとてもカッコよくて新しい発見があるから好きだ。

 

「こんにちは福岡、お久しぶり福岡!RADWIMPSです!」

「なんか今日は会場に入るなりスタッフも変な気遣いとかしてきてさー、どうせお前らも変な気遣いしたんだろ?洋次郎MCも黙まり込むんじゃないかって心配してたんだろ?大間違いなんだよお前らー!何も悪いことしてないんだから堂々と歌いに来たんだよ今日は!俺を信じんだろ??だったら最後まで思いっきり楽しんで下さい」と洋次郎。

  

 

「ふたりごと」。この曲でRADを好きになった人も多いだろうから、ライブで歌ってくれると感極まるファンも多いみたい。

 「遠恋」の桑原さんと武田さんのギターとベースの掛け合いも健在。10年以上やり続けているライブパフォーマンス、さらに磨きがかかっているように感じた。

 

このライブで一番昔の曲はRADWIMPS2から「俺色スカイ」。映像では「こんなに晴れた空」から「夕焼け空」など美しい空の映像が流れていてとても綺麗だった。新しい曲たちも勿論好きだけど、昔の曲を歌ってくれるのは嬉しい。

そこから「やどかり」。やどかりは以前ライブで聴いて特に好きになったのだけれど、今回はさとしさんが不在だったから少し複雑な気持ちにもなったなぁ。いつかまたあの4人が揃って演奏してくれる日を、ファンは信じていると思う。

 

RADWIMPS3の曲「揶揄」が唐突に始まったのは驚いた。洋次郎がピアノで「π」の序盤の音楽みたいなのを弾いていたから「π」が始まるかと思いきや全然違う「揶揄」。ライブでは初めて聴いたけどライブ映えする曲だった。

 

『君の名は』の「秋祭り」からそのまま続けて「スパークル」。生スパークルはヤバい。あまりの曲の美しさに鳥肌が立つ。RADの中ではかなり長い曲なんだけど、ずっと聴いていたいと思った。

 

MC

唐突に桑原さんが話し始めるが、緊張してあまりに噛みまくっているので何を言っているかよくわからない(笑)すかさずフォローに入る洋次郎。

洋「落ち着け!みんな敵じゃないんだから、落ち着いて話せ!(笑)」

桑「いやぁもう、スパークルが終わりに近づくと俺の番だと緊張してくるんだよね...」

桑原さんがドラムの二人を紹介。そして桑バーガーの裏話。これを話したのは洋次郎。

洋「ロッキンとかフェスで4日ほど桑バーガー始めたんだけど、けっこうお客さんも買ってくれてさ、ありがたいなぁなんて思ってたんだけど、蓋を開けてみたら50万の赤字。嘘だろって思ったよ、そんな安く売ってるわけでもないのにさぁ」

桑「それも完売してるんだよね」

洋「そう、完売してこの結果。つまりMAXで50万の赤字なんだよね、だからこのツアーで桑がまたバーガーやりたいなんて言うから、お前はいったいどの口が言ってんだって!でもやることにしたからさ、このツアーは終始ゼロまで頑張って持っていくつもりだから!黒字は夢見てないけど赤字にはしないから!」

 

と話して、「なんか曲入りづらい流れだけど、次の曲いっていいですか?」と始まる「おしゃかしゃま」。相変わらずノリがよくてかっこいい。間奏ではギターとベース、そして両サイドのドラムが競うようにして音楽合戦。

 

新曲「カタルシスト」。炎の演出があったりと、映像も交えて盛り上げてくれた。この曲の時は洋次郎にカメラがくっついて動き回る踊りまわる洋次郎を映し続ける。

 

「洗脳」。いやー、かっこよかった、こんなにかっこいい曲だと知らなかった!このライブで一番かっこいいと思ったのは僕は洗脳だった。ドラムが刻む音が心臓に響いてくるようでシビれました。

 

洋次郎がいつの間にか会場の真ん中に移動して、ピアノで歌い上げる「告白」。最高のバラード。ちなみにこの曲、僕は結婚式のエンドロールで使わせてもらいました。個人的に大好きな曲。

 

MC。

「いやぁ、みんなが近い。初めましての人もいるかな?こんな顔してます、RADWIMPSです。メンバーも元気してる(前のステージを見ながら)?なんか派手な服着てるねー今日は」

 

桑原さんはピンク、武田さんは緑の派手な服を着ていた。

桑「これは明太子ピンクだね」

洋「いや明太子はもっと赤いでしょ」

武「その色はたらこだね、うん」

と面白い掛け合い。

 

そこから洋次郎にMCが戻る。

 

「なんか今日はおかしな日でさ、俺今日誕生日だったっけ?っていうくらい色んな人からメールとか電話きて。誕生日じゃないのにさ」

 

おめでとー!と叫ぶファン。

そして「HINOMARU」のことについて触れていく。

 

「ギャクセン高いな福岡(笑)でも、色んなことがネットで書かれててさ。俺は今まで書いた曲について、正直に思いを書いてきたし、歌ってきた。でも曲の捉え方で俺が思ってたのと全く違うように解釈する人もいて、凄く悲しくなった。そんなつもりはまったくないのに。俺は何もやましい気持ちとか後ろめたい気持ちとか何もなく日本が好きで曲を作ったから、何も言うつもりはなかったけど。でも俺が謝ろうと思ったのは、韓国や中国のファンの子から『親からRADのライブはもう行くなと言われました』とかいう言葉が届いて。その子のために、そしてそう感じる両親のために、俺は謝ろうと思った」

 

「聴く人が聴いたら嫌な思いをする人もいるのは事実みたいだから、だから俺はこの曲をアジアでは歌わないと決めた。でも日本では歌いたい。自分が生まれた国を、誇りに思って書いた曲だから。でももし、この曲を聞いてなんか洋次郎変わってしまったなとか、変な思想家になっちゃったんじゃないかとか政治的な方向に誘導しようとしてんのかなとか、感じてしまう人がいるのなら、俺はとても悲しいけれど、いったんRADから離れてしまった方がいいのかもしれない。でもそういう人たちにもう一度RADを聞いてもらえる日がくるために、俺らはまっすぐ歌を歌い続けたい。『HINOMARU』といいます、聴いてください」

 

真ん中のステージで堂々と「HINOMARU」を歌い上げる洋次郎。映像にはHINOMARUの歌詞がこれもまた堂々と映し出される。最後のコーラスで前のステージに歩いて戻る洋次郎。手を差し出すファンにタッチして答えていく。

 

「どれだけ強い風吹けど遥か高き波がくれど 僕らの燃ゆる御霊は 挫けなどしない。僕らの沸(たぎ)る決意は 揺らぎなどしない」と最後歌い上げ、「自分の国ぐらい好きでいていいだろうが!ありがとう」と洋次郎。

 

鳴り響く拍手。いったん落ち着いたと思われた後も、また再熱して鳴り止まない拍手。ファンはみんな答えていた。大丈夫だって。信じてるって。一部の報道で傷ついたであろう洋次郎を慰めるように、励ますように、みんな懸命に拍手を注いでいた。

 

「ありがとうございます。俺が小さい頃アメリカに住んでいたことがあって、アメリカの人たちは朝起きたら手を胸において国家を歌うんだ。そんなのが当たり前で、そういう国を愛する気持ちに憧れてた気持ちもあって、日本を愛する気持ちでこの曲を書いたんだ。あの曲について他意なんて一切ないし僕は誰も攻撃したくない、するつもりも全くない、ただただ平和が一番だと願ってる」

 

「他のことには嘘もつけて妥協もできるかもしれないけど、俺らを好きでいてくれて、俺らを聞いてくれる人たちがいるんだから、音楽にだけは嘘をつけない。自分たちを信じてくれる人たちのために、今日来てくれているあなたのために、あなたたちのために、僕らは歌い続けるし、これからも正直に俺らの思いを届けていきたい」

 

「今日なんか海の向こう側では少し前ならそんなことが起きるなんて絶対思わなかったってくらいの握手があったんだ(米朝首脳会談のこと)。そんな風に、色んなところで手と手を握れない人たちが、一刻も早くその手を握り合う日がきてほしいと思う。そんな平和を俺はずっと願ってる」

 

「あと3曲になったよ!最後まで楽しんでいこう!」と始まる「トレモロ」。満点の空の映像も綺麗で美しかった。

そして拍手音が流れてみんなお気づきの「いいんですか?」みんなが拍手する映像も映し出されてファンのみんな満面の笑み。そこには平和しかなかった、楽しさしかなかった。

ラストの「君と羊と青」。最後の最後、弾ける様に会場は大合唱。最高のステージだった。

 

アンコール。ライブは久々だったから不安だったけど、「もしも」のアンコールは健在で安心した。驚くのはすぐさまもしものアンコールが始まったこと。会場ではライブに初めての人も多かったのに、最初はどこを歌っているかわからなかったりバラバラだったもしもが少しずつ綺麗に合わさっていく。素敵だったなぁ。

 

アンコールは1曲目は棒人間、歌う前に今日来てくれた人に見せたいとっておきのお土産があると洋次郎。スペシャルなものを。というつもりが噛んで「スペサル」と言ってしまってドッと会場が沸く。

「何?今の議論する?噛んだか噛んでないかの議論する?俺勝つよ?いい?スペサルで合ってるから。スペシャルの最上級がスペサルなの。スペシャルっていってごらん?そうそう、確かに特別感あるよね?でも言ってごらん、スペサルって。そうそう、その上を言ってるでしょ?あ、そう思ってないやついるな絶対(笑)」

 

そして本当に最後、「DADA」。このツアーではこの公演でしか歌わないという、リハもやってないから少し心配だけどそんなの関係ないくらいに歌い上げると洋次郎。サビでファンに歌うように煽ったり、大合唱のDADA。とても楽しい最高のステージだった。

 

ところでスペサルなお土産はなんだったのだろうと思い始めたところで映像に映し出されたのが「カタルシスト」のMV。その日が解禁日だったみたい。特別に解禁前にみんなにみせてくれたようだ、これは確かにスペシャルを上回る、スペサルなお土産だったね。

 

最後に

 

福岡初日の公演は素晴らしかった。ファンはみんなマナーもよくて、温かくて、雰囲気は綺麗で美しくて、とても素敵だった。また行きたいとそうみんなに思わせてくれる、RADとファンが一体になった最高のライブだった。

「また会う日まで達者でいろよ!幸せでいろよ!」と洋次郎は言っていた。みんな、きっとそれを心に刻んで次のライブまで幸せな気持ちでいれることだろう。

 

(fin)

 

カタルシスト(通常盤)

カタルシスト(通常盤)

 

 

 

関連記事>>>

【RADWIMPS】完全生産限定盤シングル『カタルシスト』レビュー!世界初「汗ジャケ」の意味とは?そしてRADシングル初のグッズ「バンダナ」を紹介! - さいちゃん、銀行辞めたってよ