さいちゃん、銀行辞めたってよ

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銀行から経理に転職するためにやったこと具体的に全部話す

私は銀行に5年勤め、転職して今はメーカーの経理をしている。元々銀行に骨を埋めるつもりはなかったのだけど、仕事は経理をしたいと思っていたので今の生活に大変満足している。

 

余談だが、銀行に骨を埋めるつもりの就活生は気をつけてほしい。9割9分の行員は50を過ぎたら関連会社等に出向させられるため骨を埋めたくても埋めれないのが現実。

 

この売り手市場の現在、勤めている会社に不満があったり仕事にやりがいを感じていない人は転職を考える人も多いかもしれない。特に先行き暗雲立ち込める銀行業界、若手の離職率は高くなっていると聞く。私は転職活動を始めて運よくすぐに希望通りの会社に内定をもらうことができた。今日はその話を具体的に話そうと思う。

 

目次

 

 

転職活動は何をするのか?

 

ひとえに転職活動といっても具体的に何からすればいいのかわからない人は多いと思う。なぜなら転職活動なんて頻繁にするものではないし、このブログを読んでいる人も転職したことがない人の方が圧倒的に多いだろう。この記事では私の体験談を主に話そうと思うので、転職を考えている人は参考にしてほしい。

  

 

①まずは転職サイトに登録

 

転職活動をしようといざ思い立ったはいいが、私も何からやればいいのかわからなかった。なのでとりあえず転職サイトに登録してみた。今は群雄割拠の転職市場。テレビをつければ各社が張り切ってCMしている。

 

②エージェントと面接する

 

転職エージェントとは、登録をすると無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのこと。最初は転職活動についてとにかく情報がないのでこれを利用しない手はない。

 

②-1 電話面談

 

転職サイトによっては電話面談になるので、都合の良い時間帯を伝えればいつでも相談することができる。初回は転職理由や経歴、希望などを話したりして30分程度話した。かなり親身に相談に乗ってもらったので(向こうは仕事なので当たり前かもしれないが)、当時は非常に安心感を覚えた。

 

「転職活動でなかなか思うような求人に出会えないこともありますし、仮に内定をもらったとしても必ずその会社に行かなければならないわけではありません。転職活動をすることで今働いている企業の良さを見つめ直す可能性もあります。最終的に納得できる形で一緒に頑張りましょう」と言ってもらって少し楽になった。

 

②-2 直接面談

 

次に直接エージェントと会い、面談を受けた。そこでけっこう厳しいことを言われたので、気を引き締めるきっかけになった。私は経理が第一希望だったのだが、経理は人気職種でありかつ求人も多くはない。それにまったくの未経験で募集しているところは少ない。

 

「銀行で学んだことを活かして転職活動をするなら、同じ金融機関である保険会社や証券会社、他業界にしてもやはり営業職になると思います。新卒と違って、武器になるのは社会に出て何をしてきたかなんですよね。それを捨てて活動するのは難しいと思います」

と、内心思っていたことをズバリと言われた。

 

確かに銀行で学ぶ事務は他業界で活かすことは難しいと思っていた。別にエクセルやパワポを使いこなせるようにならないし、事務職に転職するには頼りになるスキルがない。

 

だけどリアルな現実を教えてくれて私は良かったと思う。経理がしたいと思っていたので、特に頑張らないといけないのだとその時強く認識した。

 

③職務経歴書の作成

 

面談が終わったら、次は具体的に「職務経歴書」を作るようにエージェントからアドバイスを受ける。これはエントリーシートと同じようなもので、これまでの経歴や転職志望理由、保有資格などを記載するものだ。一番大事なのは転職理由で、「今まで活かした経験を踏まえてスキルアップしたい」というのがオーソドックスだ。

 

私の場合、

・元々経理業務がしたかったが最初は銀行に就職することで金融知識を学び、いずれ経理に転職するつもりでいた。

 

・銀行に5年勤め、そのほとんどを融資業務に携わってきた。何百という企業の決算書を見てきたので財務分析は得意。

 

・5年間で学べることは多く吸収したいと思い、積極的に資格を取得するなど努力してきた。

 

と、若干苦しくはあるが概ね事実であることを書いた。内容はエージェントに添削してもらうので、それをもって企業の書類選考を受けることになる。

 

④書類選考

 

先ほど経理は求人が少ないことを述べたが、ないわけではない。そして私は運良く、未経験OKで希望の勤務地、年収、残業もほぼなしという今の会社の求人に出会うことができた。書類選考は無事通り、早速一次面接を受けることになる。

といっても面接は何を聞かれるのか不安だが、エージェントが電話で色々アドバイスをしてくれるので安心だ。私は受ける会社を紹介してくれたサイトのエージェントに色々相談させてもらった。

 

⑤一次面接&筆記試験

 

面接は2対1だった。内容はこれまでの経歴や志望理由を重点的に聞かれる。職務経歴書に書いたようなことを、あまり緊張せずに答えれたので良かった。それに当時は銀行の本店で働いていたので、仕事を頑張って賞を取り本店に転勤できたことを話したりと、本店ブランドを余すことなく利用させてもらった。

 

筆記試験はSPI試験と性格診断の2種類あったが、まったく対策はしていない。余裕がある人はしていった方がいいだろうが、しなくても内容は難しくないし時間がかかると思ったら飛ばしてどんどん簡単な問題を解いていったらいい。

 

⑥最終面接(二次面接)

 

一次面接の翌日に合格通知がエージェントから電話で連絡がきた。そして1人しか取らない求人だが、28人が受験して1次に通ったのは私だけだと言われた。これが本当だったらもう次は意思確認程度で絶対合格ではないかと思ったが、とはいえ1社しか受けてない状況でその会社に行くかどうか決めるのもどうか。

 

そんなことをエージェントに話すと、「内定を貰っても行くと決めるわけではないので気楽に面接を受けてきてください。まずは受かってから考えましょう」と改めてアドバイスを貰った。

 

そして面接は役員含め5対1での面接だったが、簡単に志望理由を話した後はだいたい人柄を問われるような内容ばかりだったし終始温かい雰囲気だった。これはもう受かっただろうと面接を受けながら思っていた。

 

そしてその日の夜、公務員に転職していた先輩に銀行辞めてどうだったか相談しようと思って一緒に飲んでいたところ、エージェントから合格の電話が入った。

 

先輩にその会社の条件などを相談すると、「絶対に転職したほうがいい。外の世界に出ることで銀行の異常さがわかるし、きっと幸せになる。俺も公務員になってノンストレスで働いてるけど、やっぱり精神的に安定してると仕事も生活も充実して楽しいよ」と力強い言葉で背中を押してもらった。

 

最後に

 

結果私は銀行を辞めて今の会社に決めたのだが、今とても幸せに暮らしている。やりたかった経理の仕事ができているし、忙しい時期はあるがほぼ残業はなく、ワークライフバランスも充実している。あの時思い切って決断して本当に良かったと思う。

 

「銀行」のブランドを捨てることやこれまでの努力を考えると転職することは勿体無いと思ったこともあるが、元々やりたかった仕事を優先する決断をして良かったと思う。

 

最後に転職を考えている人にアドバイスを送るが、転職活動は孤独になりやすい。というのも、転職活動していることは絶対に会社に話せない。仮に転職活動していることを会社に知れてしまうと、失敗して残らざるをえなくなった場合かなり居心地の悪い思いをするはめになるし、もしかしたら人事考課も下がり昇進も遅れる可能性だってある。例えば同じ職場内の人に話すのはかなりリスキーだ。

 

だが、転職活動をしていると誰かに話を聞いて欲しくなるもの。他の店舗や部署で働いている口の堅そうな信頼できる同期や、転職を果たした先輩などが身近にいると精神的に良いと思う。私の場合は身近に公務員に転職した先輩がいたので良かったが、そんな人が近くにいない人は転職サイトのエージェントが色々と無料で相談にのってくれるので気軽に相談するといいだろう。

 

ちなみに私は転職してから同期や先輩などに転職の相談を何件も受けたが、うち二人はもう転職して今別の会社で働いている。

 

一応言っておくが、これは私の体験談であって転職を斡旋しているわけではない。銀行や今の会社が合っていると思う人は今の道を突き進んでいってほしい。だがもし、転職を考えている人がいるならば私の話が少しでも参考になれば幸いだ。

 

(fin)

 

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