さいちゃん、銀行辞めたってよ

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銀行に今も潜むクズ中のクズを紹介しよう

昨日銀行の時の後輩と飲んだ。相変わらず良い奴だったが、5キロ痩せたらしい。それはストレスからでなく、最近部活を真面目にやっているからだという。今日行われたはずのお客さんに貰った野球観戦のチケット、それもバックネット裏の最高のチケットを昨日会社に忘れて帰り絶望していたことを除けば、元気にしていて何よりだった。

 

それにしても銀行というところはネタの宝庫だ。ある意味では羨ましい。昨日は銀行にいるクズ中のクズの話を聞いた。どうも私の同期らしいのだが。

 

銀行を辞めてからも、色んな人が今の銀行の現状などを逐一教えてくれる。実はそのクズ男の話は一週間前に別の同期からも聞いたのだが、昨日も同じ話を聞いたのでどうも事実らしい。しかも拡散されているようだ。かわいそうに。私はその話を今から書くが、銀行事情で言えない事もあるので少しオブラートに包んで話をする。それでもそいつのクズさは伝わるはずだ。

 

キングofクズの話 

 

銀行が扱うサービスはお金だ。或いはお金にまつわる何かだ。それを取り扱う責務は尋常ではない。特にお客様から預かるものは大事に大事に取り扱わねばならない。そんなことはもはや常識、当たり前。だがどうやらそのクズ男君はそれがわかってなかったらしい。

 

そいつはお客様から大事な大事な書類を預かった。だがそれはどうもそのタイミングでは預かっちゃまずかったものらしい。詳しくは書けないが、大変なことになるらしい。持ってはいけない大事な物を持ってしまっているという、そんな状況に置かれたらどうするだろう?

 

普通の神経なら上司に報告するか、顧客に事情を話すなどして返却するだろう。だがそいつは違った。さすがだ。そこが常人とクズ男の差なのだ。そいつはその大事なものを隠さなければならないと思ったらしい。どこに隠すか?そんなの決まってる。後輩の机の引き出しの中だ

 

素晴らしい。素晴らしすぎるまでのクズだ。凡人では思い浮かばない発想。大胆に実行できる行動力。本来守るべきはずの後輩に罪をなすりつけようとする狡猾さ。どれをとっても救いようがない。認めてあげよう、君はキングofクズだ

 

そんな不敵な発想力と実行力を持つ彼だが、頭の方は残念ながらイカれていたらしい。 聞いた話によると、経緯(いきさつ)はこうだ。彼は自分が忍ばせた後輩の机の中から、「こんなところにこんなものがあります!」的な感じで書類を出したらしい。そして支店は当然ざわついた。なぜそんなところにそんな物が!

 

彼は思ったことだろう。これであの書類は完全に俺の手元を離れた。あとの罪は後輩が背負ってくれる。

 

だがそうは問屋が卸さない。なぜそんなところにあっちゃいけないそんな物があるのか、突き止めることになった。当たり前なのだが、後輩は身に覚えもないのだ。銀行には防犯カメラが何台もついている。その後輩の机が映っているカメラを辿ればすぐにわかる。

 

そしてその姿はしっかり映っていた。クズ男が、書類を、机に忍ばせる姿が、ばっちり映っていた。そしてその後、それを机の中から取り出し「こんなところにこんなものが!」の流れまでしっかり映っていた。自作自演の壮大な自己馬鹿さアピール。いやぁ尊敬するよ。もはや銀行史にその名を刻んでいい。

 

真にかわいそうなのは後輩だ。身に覚えがなくても、最初は責任を感じて罪悪感に駆られていたらしい。まさか先輩が自分のせいにするとは夢にも思わなかっただろう。

 

クズ男はあえなく御用となったようだ。もはや支店にいられるわけがない。だが今も、銀行のどこかで息を潜めているらしい。クズ男がそんなアホなことをするに至った理由はわからない。「ワンプレー目で(後輩の机に)隠してこい」と支店長に命じられたわけでもあるまい。

 

銀行で働くストレスと重圧に潰されて狂ったか、クズ男の元々の人間性なのか、或いはその両方か。正直に記者会見でも、開いてほしいものだが。

 

(fin)

 

この話、続きがありますので是非ご覧ください。

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